徒然日記


「色水」



誰と比べても仕方のないこと、自分は自分でしかない、
ということはもうわかってきたんやけど。
皆の色水に比べれば 比べるんかい 私は面白みがなかった。
よく着る色でありながら、
(こないだもこの色のポロシャツをユニクロで買った)
この色のことをよく知らない。

皆からどうしてその色水がでてきたのか、そのイメージをつつかれて、
尋ねられて、こねくり回されて、ようやく出てきた言葉は
「リゾートの海のような。リゾートといってもサメがでるような感じ。」と
なんともホラーで矛盾したようなイメージ。
映画で言えばバカンスに来ている人間たちに
これから絶対サメがなんか事件起こすやん!みたいな。
今日の私には誰も近づかない理由がよくわかる。

でもイメージというものはそれそのものだけをささないところが面白い。
この色水で私の心が表現したいものは、きっとサメ自体ではないし、リゾート自体でもない。
日常生活で考えてみたところでも「サメのようなもの」「リゾートのようなもの」はたくさんある気がする。人だったり物だったり、イベントだったりもする。
この色水は私が「これからの私」をイメージして作ったものだが、
どうなるんだ。
私はこれからどうなるんだい。え?

でも、1つ、「面白みがない」と冒頭に考えたけど、
面白みというか、怖いくらいの展開はありそうやん、と今思えたよ。