色と心のワークショップ「荒波の相棒」


私が本日のオンライン講座で描いた「器」、
タイトルは「荒波の相棒」

「私」という人間もある意味では「器」だな、と改めて思うことになった。

見る目によって、置く場所によって、いろんな色が見える。
この中に、何かが入る。
それは、自ら入れたり、もしくは外野から入れられたりする。

この「器」はそれを自分のものにするために、結構時間がかかる。
深くに落とし込みたくないものまで深くに落ちてしまうハプニングの連続。
そんなものも飲み込んでしまうように、いなしいなし、生きてるように思う。
善も悪も、もうわからん。身のうちにしましょう。
という仕方のなさ半分、前向き半分。

中に入ったものがドロドロととけあって、発酵するようになって
それを超えたら黄金の蜂蜜のようなものが精製されたりして。
まるで錬金術だ。


16年目にして、はじめてのオンライン講座を実施した。
こういうことは馴染むには時間がかかる。
私より上の世代の人たちが、前向きにこういうことにも参加してくれる。
それが、どれだけ励みになるか。
さまざまなみなさんの器を改めて見せてもらえたことは、いい機会だった。

さて、私の器は、今後の荒波に耐えうる器なのだろうか。
でも、もはや耐えられるかどうか、ではない。
そんな甘いものでは、もはや、もうないんだよ。

「やってくる波には、荒波だろうがなんだろうが
もうのるしかないのだよ。」

誰かが私に夢の中で言ったことばが頭をめぐる。

そういえば、この器、何かに似ていると思ったら、
私の好きな「ハシビロコウ」という鳥だった。